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東海道四谷怪談 (1959年の映画) : ミニ英和和英辞書
東海道四谷怪談 (1959年の映画)[とうかいどうよつやかいだん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひがし]
 【名詞】 1. east 
東海 : [とうかい]
 【名詞】 1. region south of Tokyo on Pacific Ocean side of Japan 2. eastern sea 
東海道 : [とうかいどう]
 (n) Tokaido (name of Edo-Kyoto highway)
海道 : [かいどう]
 【名詞】 1. sea route 
: [よん]
  1. (num) four 
: [かい]
 【名詞】 1. mystery 2. wonder
怪談 : [かいだん]
 【名詞】 1. ghost story 
: [ねん, とし]
  1. (n-adv,n) year 2. age 
映画 : [えいが]
 【名詞】 1. movie 2. film 
: [かく, が]
 【名詞】 1. stroke 

東海道四谷怪談 (1959年の映画) : ウィキペディア日本語版
東海道四谷怪談 (1959年の映画)[とうかいどうよつやかいだん]

東海道四谷怪談』(とうかいどうよつやかいだん)は、1959年(昭和34年)7月14日に封切り公開された時代劇日本映画である。中川信夫監督、新東宝製作・配給、総天然色映画フジカラー)、9巻 / 2,088メートル(1時間16分)。怪談映画の最高傑作として知られている。
== あらすじ ==
江戸時代の中ごろ。備前岡山藩の浪人・民谷伊右衛門は、許嫁のお岩との婚儀をお岩の父・四谷左門に反対され侮辱されたことに腹を立て、左門を斬り捨ててしまう。その場に居合わせた中間・直助に入れ知恵された伊右衛門は、左門は御金蔵破りの犯人を突き止めたために殺されたと嘘をつき、左門の忘れ形見であるお岩とお袖の姉妹を説得して、左門殺しの犯人に仇討ちするべく江戸へ旅立とうと誘う。
ところが、左門と共に殺された佐藤彦兵衛の一子でお袖の許婚である佐藤与茂七も同行したために、お袖に気のある直助は気に食わない。箱根の曾我兄弟の墓に仇討ち祈願の巡礼に行く途上、直助は伊右衛門をそそのかし、与茂七を白糸の滝の滝壺に突き落としてしまう。
江戸に到着した伊右衛門一行だが、いもしない仇を討つ気など伊右衛門にはさらさらなく、あまつさえ伊右衛門とお岩の間には子供まで生まれて、浪人の貧困暮らしに喘ぐ毎日だった。ある日伊右衛門は悪党どもに因縁をつけられていた旗本・伊藤喜兵衛の娘・お梅を助け気に入られてしまう。喜兵衛は何としても伊右衛門をお梅の婿にしたいと願い出るが、伊右衛門はお岩を振り切ることができなかった。その伊右衛門に直助とお梅の乳母が、飲めば顔が二目と見られないくらいに変形するという毒薬の包みを渡し、旗本家に仕官する欲に取り憑かれた伊右衛門は「血の道の病に効く薬」と偽って、毒薬をお岩に飲ませてしまう。
更に伊右衛門と直助は、按摩の宅悦にお岩を強姦させ、不貞を働いたとしてお岩を離縁する算段を立てていた。ところが毒薬の効き目で顔に大きな腫瘍が出来、髪を梳くと黒髪が一本残らず抜け落ちてしまうお岩の形相に恐れをなした宅悦は、伊右衛門の悪逆非道をすべて白状してしまう。逆上したお岩は、剃刀を振り回してそれを喉に刺して死亡。更に駆けつけた伊右衛門と直助は、秘密を知る宅悦を斬殺した後、二人の遺体を不貞を働いて私刑に処された男女の死体に見立て、戸板に釘と縄で括りつけると、長屋裏手の隠亡堀に流してしまうのだった。
ところが、伊藤家に戻ってお梅との祝言を挙げた伊右衛門は、お岩の亡霊に襲われて狂乱し、お梅を斬殺。更に喜兵衛をも宅悦の怨霊と見誤って斬殺、逃亡する。伊右衛門は隠亡堀の果てにある沼地では、戸板に縛られて浮上したお岩と宅悦の亡霊に呪詛される。亡霊はこの沼地で偶然お岩の櫛と着物を拾った直助のもとには凄まじい形相で現れ、お岩が死んだことを知らないお袖のもとには美しい姿で現れて、与茂七が実は生きていることを告げる。
除霊のために蛇山の庵室に籠っていた伊右衛門は、彼が伊藤家から大金を盗んで逐電したのではないかと疑い恐喝する直助を殺し、更に強いお岩の怨念が見せる幻想から逃げ惑った挙句、真相を知って仇討ちに駆けつけたお袖と与茂七の襲撃を受ける。お袖の短刀を自らの脇腹に受けた伊右衛門はお岩への謝罪を呟きながら絶命し、それを見届けたお岩の亡霊は元の美しい姿に戻って昇天していくのだった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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